CO2レーザーEdge ONE
(エッジワン)が
2018年10月、
医療機器として
厚生労働省より
承認されました。
- 小さなホクロやシミなどにも効果的ですが、大きなもの、隆起したもの、またイボや脂漏性角化症というような皮膚病変にも対応できます。
- 局所麻酔をおこないCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)と呼ばれるレーザーで治療をおこないます。
- CO2レーザーというレーザーは、10,600ナノメートルの波長のレーザーを用います。
パルス幅というのは光線一発の持続時間のことですが、レーザーはこれが短いほど繊細で医師の思い通りの施術をおこなうことができます。ホクロとシミの最も大きな違いは図のような病変の深さにあるといえます。

シミは表皮の内部にあります。皮膚表面から0.1~0.2mmの深さに存在します。一方ホクロは真皮に存在しますので、深いものですと3mmに達するものまであります。確実にレーザーで蒸散させないと取ることは難しくなります。当然深く入ると傷痕が残りますので、繊細な作業ができる機械であるほど仕上がりも綺麗ということになります。
私共のCO2レーザーは、最少パルス幅が10µs (1µs=10-6秒)、最高出力30Wという業界トップクラスの短いパルス幅を有するレーザーを使用しており今までのCO2レーザーとの仕上がり具合は歴然とした差が認められますが、ダウンタイムがある治療です。
大きさにもよりますが一般的な直径1~2ミリ程のホクロですと、照射後2~3日ほどじくじくした状態が続きます。その後乾いて瘡蓋になりますが、1~2ヶ月ほど油がはねて火傷(ヤケド)をしたような赤みが残ります。さらにそこから2~3ヶ月かけて色素沈着となり消えていくという経過を辿ります。しかし、手術など、切除して縫合する治療ですと一生切り傷が残りますのでやはり顔の病変などにはとても有用であると考えます。
副作用
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